NHK朝ドラ『ちむどんどん』がいよいよ2022年4月11日の月曜日からスタート!
主演は黒島結菜さん。舞台は1960年代の沖縄と横浜。
食べることの大好きな少女が、一度だけ訪れたレストランで食べた西洋料理に感動し、料理人を目指すストーリーです。
(沖縄本土復帰が1972年。今年は50周年にあたります)
さて、この『ちむどんどん』、実話が元になっているのでしょうか?
また、主人公のモデルが実在するのでしょうか?
調査してみました。
『ちむどんどん』は実話なの?
『ちむどんどん』は実話を元にしたストーリーではありませんでした。
『ちむどんどん』の意味
そもそもタイトルの『ちむどんどん』とはどんな意味なのでしょうか?
沖縄の方言で、
「ちむ → 肝(心臓)」
「どんどん → ドキドキ」
つまり、『ちむどんどん』とは「 胸がドキドキ」という意味なんです。
実話ではないことは分かりましたが、原作になった作品はあるのでしょうか?
『ちむどんどん』の原作は?
原作といったものは特に無く、脚本家、羽原大介さんのオリジナル脚本でした。
羽原大介さんとはどんな人なんでしょうか?
1992年に脚本家デビュー。
現在は57歳(1964年11月27日生まれ)。
日本大学芸術学部を卒業されています。
演出家の「つかこうへい」さんの運転手、付き人をしてたことも。
ドラマや映画、アニメ、演劇など色々なジャンルの作品を手掛けています。
有名な作品を一部紹介すると・・・
- パッチギ(2005年)※日本アカデミー賞優秀脚本賞
- フラガール(2006年)※日本アカデミー賞最優秀脚本賞
- マッサン(2014年)
- 白い巨塔(2019年)
マッサンといえば、この作品もNHKの朝ドラで、羽原さんにとって今回は2作目となりますね。
主人公のモデルは実在?
主人公は黒島結菜さんが演じる『比嘉暢子(ひが のぶこ)』ですが、モデルとなる人物は実在しませんでした。
主人公「比嘉暢子」はどんな人物?
主人公の比嘉暢子は、沖縄のサトウキビ農家で、4兄弟の次女として生まれます。暢子には兄と姉、妹がいます。
性格はマイペース、喜怒哀楽がハッキリで一直線な女の子。
運動が得意で、食べることには目がない。
家族で一度だけ訪れたレストランで、生まれて初めて西洋料理を口に。それに感動したことが料理人になるキッカケに。
小学生の頃にお父さんが亡くなってしまい、比嘉家の「料理支度係」に。
そんな彼女は、高校卒業後に西洋料理のシェフを目指し、上京することに・・・
舞台の横浜鶴見区と沖縄は縁が深い
物語は、生まれ育った沖縄と、料理人を目指し上京し下宿先となる横浜の鶴見区が舞台となります。
鶴見区というのは、実は沖縄ととても縁が深い街なんです。
戦前から沖縄からの移住者があり、その数は約3万人とも言われ、関東で最大の「沖縄タウン」で歴史と文化を感じられる街です。
まとめ
いかがでしたか?
朝ドラ『ちむどんどん』について実話なのか、主人公のモデルは実在するのかを調べてまいりました。
ざっくりまとめますと
- 『ちむどんどん』は実話ではなく、原作もなく羽原大介さんのオリジナル脚本。
- 主人公のモデルは実在しない。
でした。
さて、2022年4月11日の月曜日からいよいよスタートします。
実話ではなく、実在の人物がモデルではありませんでしたが、今年で沖縄本土復帰50周年ということで、1960年代をリアルに描いていく物語になるでしょう。
その当時の若者が夢を追いかけて紆余曲折しながら生きていく・・・楽しみですね。
以上「『ちむどんどん』は実話から?主人公のモデルは実在するのか?」でした。