プレバト!!の水彩画のコーナー、毎回素晴らしい絵が視聴者の皆さんを驚かせていますね。
私も楽しみにしているのですが、4月14日(2022年)に放送された「春の水彩画コンクール」では、これまたスゴイ絵が続出。
芸能人の人って本当に多才の人が多いんですね。毎回、ビックリさせられます。
さて、今回放送で披露されたスゴイ絵とは、どんなものだったのでしょうか、6位から順に紹介していきます。
「2022年 春の水彩画コンクール」
参加の芸能人
まずは、「2022年 春の水彩画コンクール」に参加した芸能人を紹介します。
- 名人5段 田中道子
- 名人3段 土屋伸之(ナイツ)
- 名人3段 アンミカ
- 名人2段 レイザーラモンHG
- 名人初段 くっきー!
- 名人初段 南海キャンディーズ・しずちゃん
以上の7名。
今回の参加者に、名人5段の光宗薫さんが出ていないのが、かなり残念です。
それでは7位から順に、素晴らしい絵を紹介していきます。
7位 南海キャンディーズ・しずちゃん
タイトル『あの時僕には炎が見えたんだ』(製作時間:9時間)
野村先生の採点は以下の通り
- 総合点 ・・・88点
- 構図 ・・・26点
- 風景描写 ・・29点
- 明暗 ・・29点
- 人物の表情・・4点
野村先生からは
「なるほど。空間とかジムの状況が分かるので上手だし、手の構えが上手です。」
とコメント。
悪かった点は
- 人物の表情がマンガっぽく、リアリティが無い。
- 絵の構図として主役をちゃんとセンターにした方が良く、コーチの方に目が奪われてしまう。
といったところでした。
野村先生のお手本の絵はコチラ↓
やっぱりスゴイ、毎回先生のお手本には感動させられます。
6位 アンミカ
タイトル『感謝…木漏れ日の中で』(制作時間:30時間)
野村先生の採点は以下の通り
- 総合点 ・・・89点
- 構図 ・・・27点
- 風景描写 ・・26点
- 明暗 ・・・29点
- 人物の表情 ・・7点
野村先生から
「これは頑張りましたね。今回のテーマである風景の中の人の表情でいうと静かに座って何かを書いている表情がすごく自然なんですよ。よく描けてる。」
とコメント。
マイナスポイントとして、
- 後ろ姿の人物の描写の影が濃く、まるでホラーのような存在になってしまった。
- 枝を描きすぎて、うるさい
とのこと。
野村先生のお手本はこちら↓
こうしてアンミカさんの絵と先生の絵をそれぞれ見てみると、先生の絵が凄いのは勿論ですが、アンミカさんの絵もかなり上手だということが分かりますね。
5位 辻元舞
タイトル『かけがえのない日常』
野村先生の採点は以下の通り
- 総合点 ・・・91点
- 構図 ・・・26点
- 風景描写 ・・30点
- 明暗 ・・・30点
- 人物の表情 ・・5点
野村先生からは
「はぁ。さすが上位の人たち。風景はよく出来てますよ。光も綺麗、空も上手、水の反射も綺麗。マンションビルも正確かつリアル。水面の映り込みの様子とか正確に描かれてますよ。」
とのコメント。
マイナス点としては、構図。
柵をきっちり描きすぎで、2つのメインである「人」と「目黒川」が完全に喰われてしまったとのことでした。
野村先生のお手本はこちら↓
春の雰囲気が凄く感じられる、素敵な絵ですね。
4位 くっきー
タイトル『また来やがった…』(制作時間:3時間)
くっきー!さんにしか描くことができないといった個性的な絵です。
また、この絵を3時間で仕上げてしまうなんて、スゴイですね。
野村先生の採点は以下の通り
- 総合点 ・・・92点
- 構図 ・・・30点
- 風景描写 ・・28点
- 明暗 ・・・28点
- 人物の表情 ・・6点
野村先生からは
「これはひねり効かせましたね。笑。面白い。上手だし。くっきーさん人物上手なんですよね。元々。しょぼん、がっかりの表情がよく描けていると思います。今回は勝ちに来たなと。」
とのコメント。
マイナスポイントとしては、
- グラスやカウンター等の描写に歪みがあり正確性を欠いたこと。
- 色がしっかり塗込められ逆にコントラストが弱くなってしまった。
とのことでした。
野村先生のお手本はありませんでした。
3位 田中道子
タイトル『女子会』
野村先生の採点は以下の通り
- 総合点 ・・・97点
- 構図 ・・・29点
- 風景描写 ・・30点
- 明暗 ・・28点
- 人物の表情・・10点
野村先生からは
「よく描けてるなぁ。2人の表情がよく描けていて、スイーツの甘さまで伝わって来る。今回の中で一番上手に描けてます。」
とのコメント。
また、先生はカウンター下の壁の部分に感心し、「どうやって描いたんですかね?」とも。(綿棒を使用)
野村先生のお手本はこちら↓
たしかにカウンター下部の壁の部分だけなら、田中さんの絵も先生に負けていませんね。
2位 ナイツ土屋
タイトル『何か持ってるな』(制作時間:20時間)
野村先生の採点は以下の通り
- 総合点 ・・・98点
- 構図 ・・・30点
- 風景描写 ・・・30点
- 明暗 ・・・30点
- 人物の表情 ・・8点
野村先生からは大絶賛でした。
「上手。上手だなぁ。えっ!?こりゃ上手だよ。」
「天気や描いた時間まで分かる・・・」など。
さらに先生によると、
- とにかく正確に描かれている。
- 馬の首や脚の太さなど立体感が素晴らしい。
- 馬の足元の影などは、朝らしい低い角度で表現されており秀逸。
誉め言葉を連発。
また、人物や馬の表情についても
- 馬への語り掛けに慈しみが感じられ、それに応える馬の瞳もウルウルと応えているところが素晴らしい。
と大絶賛の絵でした。
1位 レイザーラモンHG
タイトル『Hard traininG』(制作時間:16時間)
野村先生の採点は以下の通り
- 総合点 ・・・99点
- 構図 ・・・30点
- 風景描写 ・・30点
- 明暗 ・・・30点
- 人物の表情 ・・9点
野村先生からは
「すごいこれは参った!これはすごい!」
「表情は見事じゃないですか。額の血管の浮き出しまで描いてる。後ろの女性も声が聞こえてきそう。」
「褒めちぎるしかない。感動です。」
と大絶賛のコメント。
また、先生によると、
- トレーニング器具の立体感・重さ・ディテールなど全てがリアル。
- ジムにあるむき出しの配管も背景として上手く生かしている。
- しっかり描いているのにもかかわらず、背景が主役の人を邪魔していない。
などとにかく大絶賛、さすが1位を獲得した絵でした。
まとめ
いかがでしたか?
どの絵も、大変に素晴らしい絵でしたね。
芸能人って本当に色々な才能をもっていて羨ましいのひとことです。
また、次回のプレバト!!ではどんな水彩画が見れるのか楽しみですね。
以上、名人6人参戦「プレバト・春の水彩画コンクール(2022年)」の絵がハイレベルすぎた! でした。