3月18日(土)よりいよいよ公開の「3月のライオン」。
神木隆之介さんが主人公を演じるプロ棋士の物語で、かなり話題となっていますね。
ところでこの映画のタイトル「3月のライオン」、どういう意味なのか気になりませんでしたか?
また、なぜこのタイトルなのか?由来も一緒にリサーチしましたので、ご覧ください。
3月のライオンの意味
原作のコミック「3月のライオン」の表紙右上を見てみると
“March comes in like a lion”
と書いてあります。
これはイギリスの諺(ことわざ)で
“March comes in like a lion and goes out like a lamb.”
の冒頭部分です。
直訳すると、
「三月は獅子のようにやって来て、羊のように去っていく」
つまり、
「3月は、ライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかな気候で終わる」
という意味でした。
では、なぜ「3月のライオン」がこの映画・漫画のタイトルとなったのでしょうか?
3月のライオン タイトルの由来
将棋に関することから
なぜ、この漫画のタイトルになったのでしょうか?
この「3月のライオン」はプロ棋士をテーマにした漫画です。
そのプロ棋士たちは
「順位戦が6月にはじまり、3月までかけて続きます。そして、3月には最終局に昇級(降級)をかけ、棋士たちはライオンになる」
ということが、タイトルの由来になっています。
同名映画から
「3月のライオン」作者の羽海野チカさんの雑誌のインタビュー(ダヴィンチ 2008/04月号)によると、
「三月のライオン」というタイトルの同名映画(1992年6月公開 矢崎仁司監督)があり、この映画のポスターが好きだったんだそうです。
おかっぱの女の子がアイスをくわえていて、表情がすごく良かったんだそうで、映画は見てないそうですが、タイトルが頭に残っていたとのこと。
イギリスのことわざで、3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る。というのがストーリーが作れそうな言葉だとずっと思っていたのだそうです。
以上「3月のライオン」のタイトルの意味と由来についてお伝えしました。
ネットでのコミック「3月のライオン」の評判は、将棋を知らない人でも楽しめる漫画だそうで、映画のほうもきっと楽しめると思います。
また、神木隆之介さん主演をはじめ有村架純さん倉科カナさん高橋一生さん伊藤英明さんその他にもかなりの豪華キャストで、とても楽しみな映画ですね。