白鵬が涙と謝罪!これは、27日の大相撲春場所での優勝インタビューでのこと。
この優勝は、横綱白鵬が自身の最多優勝記録を更新する4場所ぶり36度目のもの。この時に、異例の謝罪があり、彼には珍しい涙の姿が。
では、なぜ「謝罪」と「涙」のインタビューになってしまったのでしょうか?
謝罪と涙の理由
結びの一番の内容
千秋楽、勝てば優勝が決まる結びの一番。相手は同じモンゴル出身力士の、横綱日馬富士でした。
ガッツりした取り組みで、横綱同士らしい相撲で・・・と思いきや、白鵬が変化を見せて、日馬富士は体制を崩しあっけなく「突き落とし」での決着。
取組後「この白鵬の変化が横綱らしくない」ということからか館内からブーイングが・・・
謝罪と涙インタビューに
優勝インタビューで白鵬は、
「どうもありがとうございます。長い間、優勝から遠ざかっていましたので…。苦悩? まあ、今までね…」
と、言葉にならない様子。
そして、
「本当に、千秋楽…、ああいう変化で決まると思わなかったので、申し訳ないです」と異例の謝罪。
その後、場内から温かい声援が送られると、感極まったようで涙をする姿がみられました。
また、この件であの元横綱が発言をしたことも話題になっています。その発言とは?
元朝青龍が擁護発言&暴言!
元朝青龍は自身のツイッターで、立ち合いの変化で優勝し、館内から大ブーイングを浴びた白鵬を擁護。
「もう白鵬関無理するな!!悲しい優勝するな!!」などと書き込んだ。
現役時代にマスコミから多くの批判を浴びた経験を引き合いにして、「今の力士対するマスコミのたたき わしに比べてまた可愛いもんだよ!!可愛い、可愛い」と書き、「白鵬泣く番多い!!泣くなバカやろ!!」と叱咤激励。
また、大ブーイングを浴びせて、座布団を投げ込んだ観客にも、「優勝インタビュー中いらん事飛ばす客腹立つ!!なら相撲見に来るな!!外人こそ国技守る!!」と噛みついた。
さらに、「舞の海がまたいらん口出したらしいな!あいつ誰や?身体が虫見たい、口が…何に様?」と、舞の海氏にも暴言が。
あとがき
私としては、白鵬の優勝したいという執念は素晴らしいものであり、「変化」は勝負事なので悪いことではないと思いました。「変化」を予想できなかった相手の横綱が勝負師として未熟であるから負けたに過ぎないのではないでしょうか。
戦国時代、今川義元が織田信長に桶狭間の戦いで奇襲で負けたからと言って誰が織田信長が悪いと言うでしょうか?
それよりも、琴奨菊や稀勢の里など日本の力士たちにその優勝に対する執念みたいなものを見習ってほしいと感じました。だから長い間、日本人力士の横綱がいないのではないでしょうか?
インタビューの白鵬としては珍しい涙するシーンは、優勝するのにどんだけ苦しかったかを物語っているのではないのでしょうか?
以上「白鵬が優勝インタビューで異例の謝罪と涙。その理由とは」をお届けしました。それではまた・・・