9月29日放送された「プレバト才能ランキング俳句」で、フルーツポンチことフルポンの村上が夏井先生から大絶賛。
今回の俳句のお題は「コスモス畑」でした。
さて、彼は「コスモス」で、いったいどんな句を詠んだのでしょうか?
また、他の出演者たちの俳句もきになるところです。
プレバト俳句の鑑賞した感想とともに、句を紹介していきます。
プレバト(俳句)【9月29日放送】 出演者と句は?
今回の出演者は初登場の3名を含め、こちらの5名。
・三戸なつめ
・A.B.C-Z河合
・フルーツポンチ村上
・堀内孝雄
・井森美幸
今回も俳句の査定をしてくれる先生は、毒舌でお馴染みの夏井いつきさん
先生は、今回は「一人カラオケで、自分だけ気持ち良くなっている」回だと。
そんな今回の「プレバト俳句ランキング」、どんな句が登場したのか順に見ていきましょう。
1位 フルポン 村上
みごと75点で才能アリの1位に輝いたのは、フルポン村上さんでした。
実は、村上さんは青学経済学部出身ということで高学歴。
初登場でしたが、彼の句に夏井先生はベタ褒。
夏井先生が大絶賛した句がごちら
夏井先生の口からは、
「まぁたいしたもん」
「見事!」
「ビックリしました!」
「この人まだまだ化けるかもしれない!」
など、賛辞の言葉ばかりでした。
「男子・女子」を使うことで学校の雰囲気を。また韻を踏んでいるところもイイ。
「女子」という言葉がコスモスの花言葉「乙女」を使わずともふんわりと接している。
「名字でよぶ」ということで視覚だけでなく、聴覚をも句に取り入れ、子供から思春期にかける微妙な年頃を思い起させるという点が、先生大絶賛の要因だったようです。
添削のほうは、強く「要りません!!」と先生でした。
しかし、それにしても素晴らしい一句になりました。
芸人さんって本当に色々な才能を持っている人が多いですよね。
2位 堀内 孝雄
惜しくも2位でしたが、70点を獲得し才能アリになったのは堀内孝雄さんでした。
MCの浜ちゃんから訊かれると「ロマンチックでしょ~!」と。
そんな堀内さんの句がこちら
夏井先生も「本当にロマンチックな句ですね」と評しました。
ただ、「ふたりづれ」としたところで第三者が読んでいる感じになっているところがもったいないようでした。
「ふたりづれ」を「行く二人」に変え、目の前にコスモスがあるような情景になった、先生の添削後の句がコチラ
“遠き日の丘 コスモスを 行く二人”
ここまで出来れば特待生も見えてくると、先生。
さすがは、かつて日本を代表するビッグバンド「アリス」のメンバーだった堀内さん。
すばらしい俳句のセンスですね。
3位 三戸 なつめ
50点で凡人となったのは三戸なつめさん。
前回、最下位の才能ナシから凡人に昇格したということで、三戸さんはメッチャ嬉しい~!と喜んでいました。
三戸さんの俳句がこちら
夏井先生いわく「童謡(一人カラオケ)の2曲目」な俳句でした。
また先生は、「よく来たね」とあるのに「お出迎え」と語句があるのがもったいない、と。
「秋桜」と漢字で書くと、和名になり「あきざくら」と読んでしまうため、「コスモス」と書きましょうともアドバイス。
先生の添削後の句がこちら
“青空や コスモス揺れて お出迎え”
「よく来たね」をお出迎えに含めてしまい「青空や」とすることで、コスモス畑のバックに秋晴れの気持ちの良い空の情景が想い浮かんできますね。
思わず、自分も遠足に出かけ、コスモス畑でお弁当が食べたくなるような一句に変わりました。
★ここがポイント★ 言葉の無駄遣いは避ける
4位 井森 美幸
30点の才能ナシになってしまったのは、井森美幸さんでした。
井森さんの句がこちら
夏井先生からは「まず、これが一人カラオケの1曲目」と。
「夢のつぼみ」が比喩で、そこに「訪問者」とまた比喩っぽい表現をしたため、映像的なものがほとんど無いとダメ出しされました。
先生の添削後の句がこちら
“コスモスや 夢のつぼみの 子どもたち”
たしかに、コスモス畑に遠足にでも来ているんでしょうか、これから未来が楽しみな「つぼみ」である子供たちの映像が湧いてきます。俳句は読む人にイメージを湧かせることができるかが重要なんですね。
★ココがポイント★ 表現は具体的に!
「訪問者」では読み手にとって誰なのかわからず、「子どもたち」とすることで具体的にわかり、楽しい遠足などの情景を思い起こすことができるのです。
5位 A.B.C-Z 河合郁人
過去2回連続1位となったA.B.C-Z河合さんでしたが、今回まさかの最下位才能ナシになってしまいました。
さて、まさかの最下位になってしまった河合さんの句はコチラ
夏井先生に「これが一人カラオケのトリの一句」と厳しい言葉。
季語もない、五、七、五も裏切ってるし・・・大かたの花は地に咲きまっせ!と酷評の嵐の句でした。
河合さんは、花言葉を入れれば季語になると思っていたようでしたが、
花言葉を書けば季語になるなんて、あり得るわけない!ときつく先生に。
先生の添削後はこちら
“花言葉 「純粋」 コスモス乙女色”
もう言葉を並べただけ、と半分投げやりの添削でした。
特待生昇格試験の結果は?
さて、今回の特待生昇格試験に挑むのは東国原英夫さんです。
東国原さんの現在の格付ですが「特待生3級」の位置にいます。
今回もし昇級すれば2級になり、「名人」の位置も見えてくるポジションに。
番組内では「降格したらご飯がのどを通らない!」と訴えていましたが、そんな東国原さんの俳句はどんなものだったのでしょうか?
「勉強してきました!」と意気込んで試験に臨んだ句がこちらです。
さて、昇級試験の結果は・・・・
見事、特待生2級に昇格でした!
先生からは、昇格の理由は「語順が秀逸」だということでした。
また、擬人化を克服すれば名人になれるかも、と先生。
さすが、元宮崎県県知事です。
この先、東国原さんが名人になる日を見れるかもしれませんね。
以上、『プレバト俳句【2016.9.29放送】先生大絶賛のフルポン村上の句とは?』をお伝えしました。