プレバト!!才能ランキング(TBS系)9月1日放送は、俳句スペシャル!!
特待生たちの「昇段昇級試験」がおこなわれました。
過去夏井先生が俳句を査定した芸能人は295人。
その中で現在特待生なのはたった8人。
その8人が今回「昇段昇級試験」に挑みました。
さて、特待生の皆さん、いったいどんな句をを披露したのでしょうか?
番組の感想をお伝えしていきます。
「特待生昇段昇級試験」に臨んだのは、この人たち。
・三遊亭円楽
・NonStyle 石田明
・KisMyFt2 千賀健永
・梅沢富美男
・FUJIWARA藤本敏史
・東国原英夫
・KisMyFt2 横尾渉
・ミッツマングローブ
以上、8名の特待生の皆さん
今回の夏井先生からのお題は
「秋の空」
お題はシンプルなほど難しいんだとか。
プレバト!!俳句「昇段昇級試験」の結果は?
ミッツマングローブ
ミッツマングローブさんは現在特待生5級です。
ミッツさんの句がこちら
基本、俳句の型は「五、七、五」の調べですが、今回ミッツさんの句は特殊で「句またがり」という珍しい型。
チャレンジャーな句となりましたが、試験の結果はどうだったのでしょうか?
結果は・・・・
見事、4級に昇格!!
夏井先生からの昇格のポイントは、
チャレンジ精神!!
ただ気になるポイントしては「移り気な空」「秋風のうしろ髪」両方とも擬人化を使っていて、やりすぎかなぁと。
どちらか一つを映像化させた方が良かったようです。
夏井先生の添削後の句がコチラ
“ 蒼すぎる空 秋風のうしろ髪”
「すぎる」という言葉を使うことによって、秋風のうしろ髪とのギャップをうみ、擬人化が生きてきますね。
KisMyFt2 千賀健永
KisMyFt2 千賀健永さんは現在特待生4級。
千賀さんの句はコチラ
昇格が期待できそうな良い句だと思いますが、
さて、昇段昇級試験の結果は・・・
降格。
残念ながら4級から落ちて5級となってしまいました。
降格となってしまったのは、「季語を信じていない!」とのこと。
初めに「秋天や」と曇りのない空を言っているのにもかかわらず、終わりで「曇りなし」というのが5音分を無駄にしている、と。
夏井先生の添削後の句はこちら
“ 我が来た道 秋天へ つづく道”
私的には、添削後より千賀さんの句が好きかもでした。
しかし、先生の「曇りなし」が「秋天」の季語にとって不要な5音ということで
私的に直してみた句がこちらです。
“秋天や 我が来た道よ 行く道も”
NonStyle 石田明
NonStyle 石田明さんは現在特待生4級。
NHKの俳句番組にも出演して俳句の腕もメキメキ上げている石田さん。
そんな彼の句がコチラ
気になる昇段昇級試験の結果は・・・
お見事!昇格しました。
夏井先生が昇格ポイントにあげたのは、「バランスがいい!」ところ。
直しは要らない句となりました。
三遊亭円楽
三遊亭円楽さんは現在4級です。
知る人ぞ知る落語家の巨匠ですから、俳句も昇級が期待されます。
秋の空をお題にどんな俳句を詠んだのでしょうか?
円楽師匠の俳句がコチラ
気になる結果は・・・
現状維持!!
円楽師匠は「セーフ!!」と一安心の様子。
夏井先生は海を鏡にみたてる発想は面白いと評価。
先生の添削後の句がコチラ
“ 海原は鏡 鰯雲のさざめく”
KisMyFt2 横尾渉
KisMyFt2 横尾渉さんは現在特待生2級。
横尾さんの句はコチラ
気になる昇段昇級試験の結果は・・・
お見事、1級に昇格でした。
ただ、先生が惜しい1点を指摘。
最後の「普天間に」の「に」の文字。
「に」にすると「蹴散らし一機」の鮮度が落ちてしまうとのことでした。
「に」を、「へ」か「を」にすると現在の映像として詠みあげた句になるということです。
夏井先生添削後の句はこちら
“鰯雲 蹴散らし一機 普天間へ”
東国原英夫
東国原英夫さんは現在特待生2級。
県知事まで務めたことがある東国原さん。
俳句の腕前もかなりの物です。
そんな東国原さんの句がコチラ
気になる昇段昇級試験の結果は・・・
残念ながら、3級に降格となってしまいました。
これは、東国原さんが以前刑務所の見学に行った時に独房の鉄格子から見えたウロコ雲を思い出し、囚人の人の思いはどんな思いなのだろうと詠んだ句でした。
発想は独特で素晴らしいと思います。
この東国原さんの発想力は、夏井先生も今まで査定した芸能人の中で、発想力に関しては右に出るものは一人もいないと認めるほど。
しかし、この句に致命的なミスがあったのです。
それは「場所がどこかわからない」という点でした。
夏井先生添削後の句はこちら
“うろこ雲 行く独房の 鉄格子”
すばらしい!!さすが夏井先生です。
独房の中にいる気分になるような句になりましたね。
東国原さんも「おっしゃるとおり」と納得でした。
梅沢富美男
梅沢富美男さんは現在名人2段。
現在唯一のプレバト俳句での名人である、ミスタープレバトの称号梅沢さん。
さぁ今回のミスターの句はどうだったのでしょうか?
梅沢さんの句がコチラ
さて自信満々で臨んだようでしたが、査定の結果は・・・
残念ながら、降格となってしまいました。
この結果に梅沢さんは大激怒!
夏井先生を「おまえ」だの「ババァ」などと、暴言を。
ちょっと言い過ぎでしょ!と思ったのは私だけでしょうか?
名人の名にふさわしくない言動ですよね。
さて、夏井先生の添削後の句がこちら
“秋澄むや 蒼き肺ふの ありどころ”
FUJIWARA藤本敏史
FUJIWARA藤本敏史さんは現在特待生1級。
そして今夜、新しい名人となったのがフジモンこと藤本さんでした。
みごと名人に昇格した藤本さんの句がコチラ
お見事!とうとう名人になりました。
そして、ミスタープレバトの梅沢冨美男さんと並びました。
何とも藤本さんの風貌からは想像できないようなファンタジーな一句でした。
おめでとう、フジモン!!
これからも、素敵な俳句を期待してるよ!
以上、『プレバト俳句スペシャル「特待生昇段昇級試験」【2016年9月1日放送】ついに新名人誕生!!』でした。