元アナウンサーの西田隆人さんが、手話ダンスグループの「HANDSIGN(ハンドサイン)」に新加入。
西田さんは声がかすれる「機能性発声障害」を発症し、アナウンサーを断念するも「表現者でありたい」と一念発起。東京パラリンピックの開会式でパフォーマンスする夢を掲げました。
加入した「HANDSIGN」とはどんなグループなのでしょうか?西田さんのプロフィールと併せて紹介していきます。
HAND SIGN(ハンドサイン)
メンバー 紹介
画像左から
- JIN・・・パフォーマー
- ROY・・・パフォーマー、ブレイクダンス
- SHINGO ・・・ボーカル、パフォーマー
- TATSU・・・リーダー、ボーカル、パフォーマー
- OzA・・・パフォーマー
HANDSIGNの経歴
マイケルジャクソン、スティービーワンダーを輩出した、あのアポロ・シアターで2度も優勝!
2009年にアメリカ合衆国・ニューヨークのアポロ・シアターで開催されたイベント『アマチュアナイト』のオーディションに合格し、その後2年間にわたり同イベントで活躍、2度の優勝を含む7度の入賞を果たす。
HANDSIGN「GO MY WAY」PV shortver.
そんなHANDSIGNに加入をした西田さんとはどんな人でしょうか?
西田隆人プロフィール
名前 西田隆人(にしだ たかひと)
生年月日 1989年3月25日
血液型 A型
出身地 北海道
2011年に福井放送に入社。入社してからは、高校サッカーの実況を担当。
2013年に自ら制作した手話普及活動のドキュメンタリーが2013年度日本テレビ系列アナウンサー新人賞を受賞している!
手話を始めたキッカケ
大学時代に難聴の人に道を教えてあげられなかった悔しさから手話部に入部し手話を勉強。
そしてその思いを燃やす為にアナウンサーになって、手話を布教させるべくドキュメンタリーを制作し、日本テレビ系列アナウンサー新人賞を受賞。
喉の酷使で2012年10月から声がかすれたり、裏返ったりする症状が出始め、リハビリするも回復せず。
2014年12月に機能性発声障害と診断された。2015年に10月に福井放送を退職。
西田さんを患ってしまった機能性発声障害とは
機能性発声障害の代表的なものとして、以下の心因性失声症、音声衰弱症、変声障害、仮声帯発声の4つがありますので紹介します。
1.心因性失声症
ささやき声や息もれのような声。
声帯の運動に問題があるわけでもなく、またその他の病変もないため、重篤な障害ではなく、精神的ショックをきっかけに発症。
なかでも失恋や嫁姑問題で悩む女性に見られます。
馴染みが深いところでいえば、皇后美智子様がかかられたことで有名に。
2.音声衰弱症(ボガート・バコール シンドローム)
声が弱々しくなったり、ふるえ声になったりする症状。この疾患は歌手や坊さんなど、声を専門的に使う人が多くかかる疾患。
具体的な人物としては、映画「カサブランカ」で有名なハンフリー・ボガートやローレン・バコールのような少しかすれた声。
実際海外の論文では ボガート・バコール症候群という名前も付けられたりしています。
3.変声障害(声変わり障害)
変声障害は一般には変声期を過ぎた男性の声が低い声ではなく、いわゆる、「うら声発声」になってしまう症状。別名「声変わり障害」と呼ばれています。
例としては「安田大サーカス」のクロちゃんの声を想像してもらえればイメージできるでしょうか。
4.仮声帯発声
粗ぞう性の強い声が特徴。例としては、アメ横の物売りのおじさんのような声を想像してもらうと良いかもしれません。
あとがき・・・
以上「西田隆人が加入のHAND SIGN(ハンドサイン)とはどんなグループ?」でした。
お伝えした西田さんですが、2020年の東京パラリンピックでは是非、開会式でビッグパフォーマンスをしてくれることを応援しています。