真田丸では徳川四天王の一人“本田平八郎忠勝”役で大活躍の藤岡弘、。
大泉洋演じる“真田信幸”の舅(しゅうと)役としても味のあるとてもユニークな演技を見せてくれていますね。
ところで、真田丸のオープニングでキャスト紹介のとき画面で「藤岡弘」の下に「、」が付いているのが気になりませんでしたか?
藤岡弘、に改名した歴史は意外と古い!
改名したのは1984年の「SFソードキル」という映画がきっかけです。
元々は普通に「藤岡弘」だったのですが、「藤岡弘→藤岡弘、」と改名したのは意外と昔のこと(1984年)で、1997年にデビューした「モーニング娘。」よりも随分と前のことなんですよ。
今でこそ「モーニング娘。」で句読点の付くのには、違和感が少なくなったと思いますが、当時としては異例だったのではないでしょうか?
藤岡弘、への改名の理由は?
藤岡さんは役者人生の途中で「藤岡弘→藤岡弘、」と改名したのですが、その由来に迫りたいと思います。
改名は上記でもお伝えしましたが、1984年の「SFソードキル」という映画がきっかけ。
この映画は、監督は J・ラリー・キャロル氏によるアメリカで制作された映画です。
藤岡さんが38歳の時に主演したもので、役柄は“現代のアメリカに、タイムスリップしてしまった日本のサムライ”でした。
藤岡さんは“侍”に対しての思い入れが非常に強く、初めにこの映画の台本をもらった時に、あまりに自分のイメージする“侍”とのギャップがあった為、その違いを真剣に訴え、本物の“侍”を演じました。
そして見事にこの映画は1985年に「パリ国際ファンタスティック&SF映画祭」で批評家賞を受賞、国際的に評価を得ました。
また、藤岡さんは日本人で初めてとなる米国俳優協会員となります。
この出来事がきっかけとなり、「昔の武将は一度”、”を打って決意した。周囲に流されることなく立ち止まり自分を見つめる」という思いと、「自分はまだ未完成だ」との意味を込めて、芸名の最後に「、」を付けることにしたそうです。
また、藤岡さんらしいユニークな理由もあり、「CONTINUE」というゲーム雑誌のインタビューの中で、名前の最後の点について「てんでダメな男」というシャレもかけられているといいます。
以上が、なんとも藤岡さんらしい改名の理由です。
「藤岡弘、」「モーニング娘。」以外にもこんな芸能人がいる
阿部義晴☆ポルチーニ。(ロックバンド)
庵。(いおり。お笑いコンビ。現在は解散)
KABA.ちゃん(タレント)
キンタロー。(タレント)
ゲスの極み乙女。(ロックバンド)
澤村佳奈。(タレント)
タックルながい。(吉本芸人)
ですよ。(吉本芸人)
波照間てるこ。(芸人)
などなど・・・。
ミュージシャンや芸人が多いですね。
「藤岡弘、」のように俳優で句読点が付くのは、めずらしいのではないでしょうか。
あとがき
いかがでしたか?
「藤岡弘、」というのは芸名で、「、」が付くようになったのは藤岡さんらしい理由があり、また歴史も「モーニング娘。」よりもかなり前からのもので、芸名に句読点をつけた先駆者といっても過言ではないかもしれませんね。
それではまた、「なうゲット」をみてくださいね!