「ドラえもん」の声といえば、誰を思い浮かべますか?
わたしは、大山のぶ代さんを思い浮かべますが、若い世代の人たちはあまり馴染みがないかもしれません。
現在の「ドラえもん」の声は、2代目の水田わさびさんが担当。しかし、初代ドラえもんの声で育ってきた私たちにとってやはり、大山のぶ代さんのドラえもんが聞きたいという方も多いのではないでしょうか?
そんな大山さんの、ドラえもんや声優仲間たちと歩んだ26年間の日々を振り返るドラマを、今回NHKで「ずっと一緒だよ~声優・大山のぶ代物語~」というタイトルで製作されることが決定しました。
大山のぶ代さんの役を鈴木砂羽さんが演じることになったようです。
「ドラえもん」は日本だけでなく、世界中で大人気。そのドラえもんのしゃべり方や性格が、アニメ放送が始まったときから少しずつ変わってきているようです。
初期のころのドラえもんは自分のことを「オレ」と言っていたり、のび太くんに乱暴をしたりと。現在のドラえもんとは随分違っていたそうです。
私たちの知っている優しいドラえもんの誕生には、大山まさんの並々ならぬ思いがあったとのことです。
自分のことを「ぼく」に、目上の人には敬語を、友達は大切にする・・など、ドラえもんを通じて、子供たちに大事なことを伝え続けた大山さん。そうするのには大山さん自身のつらい経験があったそうです。
今回このドラマでは、ドラえもんの色々なエピソードを交えて、声優仲間と歩んだ日々を描いているとのことで、大山さんのドラえもんを知る世代の人にとっては見逃せないドラマとなりそうですね。