「日清カップヌードル」のCMが1週間で打ち切りと異例の展開に!
日清食品は7日に、「日清カップヌードル」のCMを中止すると発表した。オンエアされてわずか1週間でのまさかの事態に。
今回中止となったCMには、ビートたけしさん、矢口真里さん、小林幸子さん、ムツゴロウさん。また、ゴーストライターで話題となった新垣隆さんも出演。
どうして中止になってしまったのか、CMの内容と併せてご覧ください!
日清カップヌードルCMの内容
ビートたけしさんが「学長」。矢口真里さん、小林幸子さん、ムツゴロウさん、新垣隆さんが「教授陣」として登場。
「世界に通用するグローバルおバカ人材の育成を目指す大学『OBAKA’s UNIVERSITY』が舞台。そこで、世間を騒がせた自虐ネタを披露するという内容に。
日清のメッセージは『「バカになれ!未来を創れ!」若い世代の方々にエールを贈ること。』でした。
CMの流れ
①始まり タイトル
②ビートたけし登場
OBAKA’s UNIVERSITYの学長
「バカになる、それは自分をさらけ出すことだ・・・」
③小林幸子 登場
衣装は建設するものへ、機械工学部教授
「人の心は一瞬にしてつかまなきゃダメなのっ!」
④ムツゴロウ 登場
ネットバズ動画の父、生物学部教授
「もう、息できなかったよ。噛まれてね初めてわかることがあるんだね!」
⑤矢口真里 登場
危機管理の権威 心理学部准教授
矢口真里「二兎を追うものは、一兎をも得ず!」
⑥新垣隆教授 登場
才能はシェアする時代へ 芸術協力部教授
「そうだ、その調子。肩の力を抜いて」
⑦たけし学長の締め
「お利口さんじゃ、時代なんか変えられねぇよ!」
「諸君、今だ! バカ(を)やろうっ!」
⑧エンディング画面
どう思いましたか?
大変おもしろいCMだとは思いますが、一方で大丈夫なの?と言いたくなる内容と感じたのは、私だけでしょうか?
芸能人ではない?ゴーストライターの新垣さんまで出てくるところがかなりのものと感じました。
では、実際にCMが中止になった理由はどんなものなのでしょうか?
CMが中止になった理由は?
世間を騒がせた人たちが自虐ネタを披露し、若者たちに失敗から這い上がる力を伝えたいとのことだったそうですが・・・
- 矢口真里さんの不倫問題を扱い、それをネタにしていることが視聴者の反感をかった
- 新垣隆さんのゴーストライター問題「虚偽を擁護している」
- ムツゴロウさんの登場シーンに出ている「ヘビ」が食べ物のcmにふさわしくない
などの意見があり、これらの理由で廃止されたのではいかと言われています。
話は変わりますが、ムツゴロウさんに関しては、今年1月29日の毎日新聞で「70才を超えて、動物愛がふっと消えた」といったコメントが掲載され、世間に波紋を呼んだこともありました。
日清からCMに関してお詫びが・・・
この度、3月30日より開始いたしましたカップヌードルの新CMに関しまして、お客様からたくさんのご意見をいただきました。
皆様に、ご不快な思いを感じさせる表現がありましたことを、深くお詫び申し上げます。
皆様のご意見を真摯に受け止め、当CM、「OBAKA’s UNIVERSITY」シリーズの第一弾の放送を取り止めることに致しました。
参照:http://www.cupnoodle.jp/obakasuniversity/
初めてCMを見たときは「面白い!なかなかチャレンジやなぁ~」と思っていたら、あっという間に中止となってしまいました。
今回のCMの内容を肯定するわけではないのですが、
「失敗をおそれず、チャレンジすることは未来を変えていくためには必要不可欠なこと」であることは確かだと思います。
今回CMは中止となりましたが、私たちも「失敗を恐れず、チャレンジすることで未来を変える」という気持ちを持ちたいものですね。
以上「日清カップヌードルcmの中止はなぜ?ゴーストライターも登場の内容とは?」でした。